病院での専門的なAGA治療として一般的に行われているのが、薬による治療です。
そこで用いられている薬は、プロペシアという内服薬になります。
専門的な治療を受ける前には「本当にプロペシアが効果を発揮するのか?お金の無駄にならないか?」などとプロペシアの効果が気になるかと思います。
あるいは、AGAの専門治療について調べているとこのプロペシアという単語をよく目にすることから、プロペシアの効果について興味を抱いている方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、その気になるプロペシアの発毛効果について簡単にご紹介したいと思います。
AGAの原因を根本的に解消
そもそもAGAが引き起こされてしまう原因をご存知ですか?
実はAGAを引き起こす最大の原因は、男性ホルモンなんですね。
男性ホルモンの中でも というものが大きく関わっています。
男性の筋肉質な体を形成する上で必要不可欠な男性ホルモンとしてテストテトロンというものがあります。
このテストテトロンが前頭部や頭頂部に多く存在する5α-リダクターゼと呼ばれる酵素と結びつくことによって、ジヒドロテストステロンとなりAGAを引き起こしてしまいます。
ジヒドロテストステロンは本来ならば丈夫に育つ髪の毛を、細くて柔らかい状態までにしか成長させなくする信号を発し、そのようにして生えた弱い髪は抜け落ちてしまいます。
これが、前頭部や頭頂部に細い毛を生やし、ボリュームを無くしてしまうメカニズムとなります。
ですが、プロペシアに含まれるフィナステリドという成分は、ジヒドロテストステロンが生成される上で使われる5α-リダクターゼの働きを抑えますから、ジヒドロテストステロンの生成を抑制することができます。
結果としてAGAによる薄毛の進行をとどめたり、AGAの発症を予防することが可能となるんですね。
プロペシアの効き目はどれほどのもの?
上記のような作用によりAGAを解消するプロペシアですが、服用後すぐに効果が現れるというものではありません。
だいたい服用を開始してから3ヶ月が経過したあたりから、薄毛などのAGAの症状が改善され始めるそうです。
さらに服用を続け
しかし、「とても良くなった」と実感できる人は、プロペシア使用者のうちのほんの一握りだそうです。
その他の方の場合ならば、AGAのこれ以上の進行を防いだり、これ以上毛を減らさないといった現状維持する程度の効果だと考えておいたほうが良いでしょう。
しかし、AGAは進行性のものですから、何の治療も行わなければ今ある毛もどんどん失われていきます。
そうはならないためにも、AGAの専門治療を受けることをお勧めします。
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伊藤 純一

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